(オーラの感覚を開くやさしいステップ)
はじめに
オーラとは、私たちの身体の内外に広がるエネルギーフィールドのこと。
感情や思考、体調などによって色や強さが変化し、まるで心の鏡のように存在しています。
このワークでは、オーラの感覚をゆっくりと開き、自分自身の内なるエネルギーにやさしく気づいていくことを目的とします。
特別な能力は必要ありません。大切なのはリラックスと好奇心です。
【用意するもの】
・静かな場所
室内でも屋外でもかまいません。落ち着いて自分の感覚に耳を澄ませられる空間が理想です。
静かな砂浜、森、公園、あるいはお気に入りの部屋など、心が落ち着く場所を選びましょう。
・椅子または座布団
楽に座れるもの。背筋が自然に伸びる姿勢がとれるとベストです。
・ゆったりした服装
締めつけの少ない服で、身体の流れが滞らないようにしましょう。
・白い背景(視覚ワークを併用する場合)
オーラを視覚的に感じてみたい場合、手や指先を背景にかざして観察するワークに白い壁が適しています。視覚ノイズが少ない分、繊細なエネルギーの色や揺らぎに気づきやすくなります。
【ステップ1】姿勢と呼吸を整える
椅子または床に楽な姿勢で座り、目を閉じます。
まずは3回、深い呼吸を行いましょう。
・鼻からゆっくり白い光を吸い込みます。
吸うたびに、自分の内側が浄化され、透明になっていくようにイメージしてください。
・口から息を吐くときは、虹の7色の光をゆっくりと広げるように吐き出します。
それはあなたのチャクラの色。赤・オレンジ・黄・緑・青・藍・紫の光が、全身をやさしく包み込むようにイメージします。
呼吸は「整える」というより、「広げてゆるめていく」感覚が大切です。
意識が今ここに戻り、心も体もリラックスしていくのを感じてみましょう。
【ステップ2】手のひらでオーラを感じてみる
目を閉じたまま、自分の両手のひらを顔の前に、そっと向かい合わせにしてみましょう。
少しずつ手と手の間隔を開いたり閉じたりしてみてください。
何かが引っ張られる感じ、温かさやピリピリする感じ、風のような感触など、微細な違和感や感覚に気づけたら、それがあなたのオーラかもしれません。
コツは「感じよう」とするよりも、「ふわっと気づく」こと。
感覚がなければ、それもOK。感じなくても、確かにそこに在ると信じてみてください。
【ステップ3】オーラを視覚で観察してみる(希望者のみ)
静かに目を開けて、自分の手を白い壁などの前にかざしてみます。
目を細めてぼんやりと指先や手の輪郭を見ていると、指の周囲に淡い光や色、ゆらぎが見えてくるかもしれません。
すぐに見えなくても構いません。視覚的に捉えることよりも、「今ここに自分のエネルギーがある」と意識を向けることが大切です。
【ステップ4】最後に、自分をハグするように包み込む
ワークの最後に、自分の両手を胸元に当てて、
「ありがとう」「今日の私、よくがんばったね」と、やさしく声をかけてあげましょう。
オーラとは、まさに自己への愛とケアの質感そのもの。
こうして意識的に触れ合うことで、あなたのエネルギーはさらに輝いていきます。
【まとめ】
このワークは、日々の暮らしの中に静かな時間を取り戻すための、小さな入り口です。
感じ方に正解も不正解もありません。
続けていくことで、少しずつ自分のエネルギーに気づく感性が開いていきます。
あなたのオーラは、いつでもあなたの味方。
そのやさしい光に、今日も包まれています。